大晦日の夜のCD
2008 / 12 / 31 ( Wed )
 三軒茶屋で飲み始めたからというわけではないが、昨夜は三軒の店をはしごして、明け方まで飲んだ。そのせいで、今日はこんな時間になっても気分がわるい。
 大晦日だというのに煩悩にまみれ、仰臥する私の気分を先ほどから慰めてくれているのは、オランダ人のチェリスト、アンナー・ビルスマによるバッハの無伴奏チェロ組曲(1〜6番)だ。レコードではもっているが、久しぶりに彼の音楽を聴きたいと思い、CDを購入し、昨日届いたのだった。
 ビルスマが使用するのは、通常のチェロではなく、バロック・チェロ。エンドピンが短く、楽器を足ではさむようにして弾く。弦はガット(羊の腸)弦である。主に弦のせいであろうが、この楽器で奏でるバッハはなんとも柔らかで、すがすがしい。特に、自分もギターで練習をしている6番のガボットは、聴いている人を元気にするような溌剌とした演奏である。
 やはりバッハはいい。クラシックはいい。
 来年はもっとクラシックを一所懸命やろう。そして、こういう温かいバッハを自分も奏でられるよう、がんばろう。そんな殊勝な気分の大晦日の夜である。
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