洋楽の翻訳(61)-Blackbird
2009 / 01 / 17 ( Sat )
 今回訳してみたビートルズのブラックバードは、自分がギターをはじめて間もない頃に覚えた曲である。ビートルズマニアに限らず、アコースティックギターをたしなむ人でこの曲をレパートリーにしているは多い。おそらくみんなこのメロディーと和音が絶妙に融合したフィンガーピッキング奏法に惹かれて覚えようとするのだろう。
 ブラックバードとは、日本語でツグミと呼ばれている鳥のこと。ツグミとはこんな鳥。真っ黒なのはオスだけで、メスは茶色に白の斑点や線が入っているという。
  この歌詞内容を、黒人解放のメッセージソングであるという人もいる。ポール・マッカートニーが、ソロ時代になってからS.ワンダーといっしょに歌った『エボニー&アイボリー』という黒人と白人の共存をうたったこちらはかなり意図的なメッセージソングもあることを考えると、あながち根拠のないことではないが、自分としてはそういう政治くさい主張はこの歌詞に認めたくはない。
 むしろ、弱き命が希望に向かってけなげに飛び立つのを応援した歌ととるほうが、ずっと美しい気がする。
 ちなみにレノン・マッカートニーはビートルズ・ソロ時代合わせてそれぞれ鳥をテーマにした多くの曲を作っている。
And Your Bird Can Sing
Blackbird
Free As a Bird
Norwegian Wood (This Bird Has Flown)
ソロ時代  Bluebird (PM)
       Cold Turky (JL)
そしてAcross the Universeのあるバージョンでは、冒頭に鳥の飛び立つ音が入っている。
彼らは、きっと鳥とそれから連想される自由さが好きだったのだろう。

Blackbirdの映像

(訳詞)
ブラックバード
つぐみが夜の静けさの中で啼いている
折れたその羽で何とか飛ぶのだ
一生のあいだずっとおまえは
起き上がれるこの瞬間をただ待ち望んでいた

つぐみが夜の静けさの中で啼いている
沈んだその目で何とか見るのだ
一生のあいだずっとおまえは
自由になれるこの瞬間をただ待ち望んでいた

つぐみよ飛べ、つぐみよ飛べ
暗黒の夜の光に向かって

つぐみよ飛べ、つぐみよ飛べ
暗黒の夜の光に向かって

つぐみが夜の静けさの中で啼いている
折れたその羽で何とか飛ぶのだ
一生のあいだずっとおまえは
起き上がれるこの瞬間をただ待ち望んでいた
起き上がれるこの瞬間をただ待ち望んでいた
起き上がれるこの瞬間をただ待ち望んでいた


(原詞)
Blackbird
Blackbird singing in the dead of night
Take these broken wings and learn to fly
All your life
You were only waiting for this moment to arise

Black bird singing in the dead of night
Take these sunken eyes and learn to see
all your life
you were only waiting for this moment to be free

Blackbird fly, Blackbird fly
Into the light of the dark black night

Blackbird fly, Blackbird fly
Into the light of the dark black night

Blackbird singing in the dead of night
Take these broken wings and learn to fly
All your life
You were only waiting for this moment to arise,oh
You were only waiting for this moment to arise, oh
You were only waiting for this moment to arise
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